ファーマーズ・マニュアル

miyazaxi2005-10-03

"稲作"という営みを続けていると、たまに強烈なループ感に襲われる。去年も、一昨年も同じ作業を同じ季節にしているわけで、しかも、農作業も田植えとか、おそろしい単調反復作業で、変化に乏しい。12月31日に全員歳をひとつづつとり、また同じループに戻るのである。およそ進歩、イノベーションとは無縁であって、ぐるぐるしていて、そうこうしているうちに自我を喪失してしまうような気がする。日本である。新しいものはすべて禁止にし、30年ほどまえにいた東南アジアの国の指導者にならって国民全員農村で稲作に励めば、いまより穏やかな国になるのではないだろうか。それは、嫌か。