きれいだ

やっぱり日本の現場はきれいです。まあ、きれいに越したことはないですが、世界的基準で見たら、明らかに偏執的にきれい、つまり潔癖症です。日本人はどうもものの本質(製品の機能そのものとか)に直接関係ない部分についても、気を配ることに価値を見出す、精神的美徳と見る性向があるようです。日本全国でこういった所に費やすコスト、時間、エネルギーたるや莫大であります。自分はどっちかというと「凝ることよりもまず完成」派ですが、自分より立場が上の人間がこだと大変です(皆さんもこころあたりがありますよね)。経済的には、こういうコストは日本国内だけで見れば問題ないような気がしますが、細部への心配りに価値を見出さない人達相手の商売のときには苦しくなるんじゃないですかね(新技術の価値がすごく高いIT関係とか意外とそうかも)。役所とかは特にもっといい加減になってほしいです!